AIG高校生外交官プログラム

AIG高校生外交官 日本プログラム《HSD Japan》AIG高校生外交官 日本プログラム《HSD Japan》AIG High School Diplomats Japan Program

参加者の声・保護者の声・先生方の声 (2023年度参加者)

日本側参加者の声

アメリカ側参加者の声

保護者の声

先生方の声

アンケート結果

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日本側参加者の声

HSDを通して、多様な人と協働し物事を成し遂げることのやりがいを感じました。また、当初、障害となっていた言語や文化の壁も、次第に学びを得るチャンスに変わり、楽しみの一つになっていました。(秋田県参加者)
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私は、このAIG高校生外交官プログラムは自身の人生の中で大きなターニングポイントになると考えています。なぜなら、他のプログラムでは得らないようなチャレンジ精神を得られたからです。(中略)このプログラムで得たチャレンジ精神のおかげで、他の活動でも主体的に取り組めるようになりました。これは私自身のcoreだと思います。私のHSDは楽しいこともたくさんありましたが、言語の壁、自分に向き合うという点で困難に直面することもありました。そんな中で、メンバー全員が真摯に向き合ってくれたおかげで、HSDのスローガンであるgrab the core を達成することができました。(愛媛県参加者)
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HSDは単なる国際交流プログラムではないと思います。HSDは国際的な教養を身に付ける機会がある一方、人と人との関わりをとても大切にする、国際交流を超えた「人間交流」のプログラムです。HSDの参加者は皆、異なるバックグラウンドや価値観、アイデンティティーを持っています。そのような広い世界にいる仲間の多様性に触れることは、互いのことを深く知り尊重し合う、他者理解に繋がりました。そして他者理解は自己理解と自分らしさを見つめなおすきっかけになりました。(北海道参加者)
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このプログラムではたとえ言葉がわからなくても相手の心がわかる場面がたくさんありました。一緒に笑った場面、一緒に泣いた場面、たくさんの場面を通して私は彼らと心の通う友達になれることができました。長い長い12日間でしたが、振り返ってみれば一瞬の12日間でした。しかし、この一瞬だった12日間は、私にとって一生の12日間となりました。(大阪府参加者)
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私がプログラム中最も悩んだのはroommateとの関係です。向き合うことに背を向けていた時もありましたが、それでも人間交流をするために参加したのだと改めて気づき、Day7に部屋で泣きながら互いの不安や葛藤をさらけ出して認め合い、roommateを頼って一緒に乗り越えたことで120%の友情だよねと言い合える程の信頼関係を築けました。(東京都参加者)
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Supported by every HSD member, I could complete this program and take the first step for my future. All of them are meaningful and unforgettable for me.
In this HSD program, I could get confidence to extend my opinions or knowledges from global issues to countries all over the world, especially the U.S. This experience and my confidence made me even more eager to go to the U.S. and gain more experience for my dream coming true for the future.
訳)HSDメンバー全員に支えられながら、私はこのプログラムを終えることができ、将来に向けたはじめの一歩を踏み出すことができました。それらはすべて私にとって意義深く、忘れられないものです。プログラムを通して、グローバルな問題から世界中の国々、特にアメリカに自分の意見や知識を広げる自信を得ることができました。この経験と自信により、私はアメリカに行き、将来の夢を実現するためにより多くの経験を積みたいという気持ちがさらに高まりました。(愛知県参加者)
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アメリカ側参加者の声

My roommate and I had spoken a lot to each other, prior to meeting in person, but seeing her face to face felt surreal. We told each other more about our families, home towns, favorite foods, and hobbies. Though we lived two entirely different lives, at times it felt like looking in a mirror. What I cherish the most about having a roommate was that no matter how many questions we asked each other, we were always able to learn something new, and we both kept an open mind. This helped with navigating other different large group discussions about the political and economic state of the world, or more importantly, the history between both the United States and Japan. I was able to walk away with a new cultural perspective, every single time. It’s moments such as this that made me feel like a true diplomat.
訳) ルームメイトと実際に会う前にも何度も話していましたが、実際に彼女と会ったとき、非現実的に感じられました。私たちはお互いの家族や故郷、好きな食べ物や趣味について話しました。全く違う二つの人生を生きているのに、時には鏡の中を見ているような気分になる瞬間がありました。ルームメイトといて一番良かったな、と思うのは、どれだけお互いのことを聞いても、まだまだ知らないことがたくさんあり、私たち二人ともずっと聞きあうことができたことです。このことは世界の政治的・経済的状況について、また、米国と日本との間の歴史についてのほかの異なる大きなグループで議論をリードするのに大いに役立ちました。どのディスカッションにおいても、新しい文化的な視座をもつことができました。このような瞬間に、自分が本当の外交官のように感じられました。
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I distinctly remember the deafening sounds of cicadas upon arriving at the Atomic Bomb Dome. The haunting image of the sole structural remnant of the terror that befell Hiroshima, along with that piercing, metallic noise of the cicadas cycled through my head as I listened to Keiko Ogura’s powerful lecture. The sound remained as I observed the Peace Memorial Museum’s exhibits. One particular exhibit titled “Cries of the Soul” displayed the belongings of A-Bomb victims and survivors. As I observed the tattered children’s clothes, the incomplete diaries, and the resume that was never used, the sound of the cicadas remained in my head. I thought to myself. Were those cries of the soul that I had been hearing? That mentalization connected all of what I had experienced that day and triggered an emotional response that permanently changed my perspective on war, peace, and the necessity of empathy.
訳) 原爆ドームについたときに聞いた、耳をつんざくような蝉の音をはっきりと覚えています。小倉さんの力強い講演を聞きながら、広島を襲った恐怖の遺構の忘れられないイメージと、頭を突き刺すような金属的な蝉の鳴き声が頭を駆け巡りました。その音は広島平和記念資料館の展示を見ているときも響いていました。「魂の叫び」という展示では、原爆の犠牲者たちの持ち物が展示されていました。ぼろぼろになった子どもたちの服を、未完成の日記を、使われなかった履歴書を見るたびに、蝉の音が頭に鳴り響きました。それは私が聞いた魂の叫びだったのでしょうか。そのことに気づいたとき、その日に経験したことがすべてつながり、戦争や平和、そして共感力の必要性に対する私の視点が永遠に変わった、感情的な反応を引き起こしました。
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30 new qualities I’d like to improve, each representing a student I was lucky enough to meet. From an unmatched desire to learn languages to confidence to active listening to the power to make anyone laugh, I encountered magic within each person. After dinner table conversations, performances, bus rides, games, laughter, tears, and countless experiences, I’ve written down a quality specific to each individual with the hopes of incorporating and improving on it in my daily life. If I can get 1% better at each skill, I hope my greater reach and community feels me 30% more positive person I am, because of HSD.
訳) 私が向上させたい30の新しい資質は、その1つ1つが、私が幸運にも出会うことができた参加者30人のそれぞれの資質を表しています。言語を学ぶことへの比類なき意欲から、自信、人の話を聞く力、誰をも笑わせる力まで、私は一人ひとりの中にある魔法に出会いました。食事での会話や、パフォーマンスや、バスでの移動、ゲーム、笑い、涙、そして数えきれないほどの経験を経て、私は日常生活に取り入れ、向上させていきたいと願いながら、一人ひとりに特有の資質を書き留めました。HSDのおかげで、もし私がそれぞれのスキルにおいて1%ずつ上達すれば、より広い範囲とコミュニティが、30%前向きな私だと感じてくれることを願っています。
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保護者の声

プログラム当日、出発直前まで課題と向き合い、口数少なく緊張した顔つきで京都へ出発。最終日、帰郷した彼が開口一番「最っ高に楽しかった‼」と言って見せた満面の笑みを今でも鮮明に覚えています。HSDプログラム応募時に悩み、決意表明をした彼の心からの想いは「一日一日を大切に、とにかくチャレンジし続けて、これまでの人生の中で、最も濃くて全てをやり切ったと思える日々にしたい」でした。この本気の想いは120%達成できたようです。プログラムでは、多くの学びと経験、気づきをご指導いただき、広い世界に対する価値観の変容と成長がたくさんあったように感じます。ここで出会った全ての方々に心から深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
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日本のメンバーとも米国のメンバーとも素晴らしい絆を深めることができたことが最大の収穫だったように思います。日本のメンバーとは4月からオンラインでミーティングやディスカッションを重ねており、いつも楽しそうな声が息子の部屋から聞こえてきて、いい仲間ができたのだなと出発前から感じていました。また、京都で合流した米国のメンバーとは、話す英語のスピードが速く、知らない単語も多かったため、最初は非常に戸惑ったようです。しかし、最終的には英語という言葉の力に感動し、他の言語も学んでみたいと思うようになったとの息子の言葉から、戸惑いを乗り越えて充実したコミュニケーションをとることができた達成感、満足感が伝わってきました。これからもHSDプログラムでの絆を大切にし、言語の勉強を続け、国際人として活躍してほしいと思います。
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プログラム終了後帰宅した時に号泣しており驚きましたが、それは12日間仲間と共に多くの事を挑戦し、すべてをやり遂げ、全力で走り抜けてきた達成感、そして自分の問題に向き合い、納得いくまで挑戦ができ、そしてお互いのチャレンジを応援し合える仲間に出会えた喜び、そんなさまざまな思いが一気に溢れ出してしまったようです。
このプログラムに参加させていただき、目標であった自分の殻を破り、自分に自信を持つことができたように感じます。そして将来の志に向けてお互いに切磋琢磨し合える仲間と絆を得る事ができました。これからも自分の夢に向かって歩んで欲しいと思います。
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先生方の声

私がこのプログラムに生徒を送り出したい、と強く思うのは、高校生の国際交流事業にありがちな「交流ごっこ」、「文化」という大きな概念の中の目に見える部分、いわゆる3Fs(Food、Fashion、Festival)だけを取り上げ、「なんとなく交流している感じ」の一過性のイベントではないからです。私自身、長年国際交流事業に関わってきました。多文化共生社会を目指す行事を企画するには、3Fsを補うものとして6Cs(Communication 関係性の構築、Coexistence 共生、Cooperation 協力、Coordination 調整、Cultivation 育成、Creation 創造)を基本概念としたいと考えてきました。AIG高校生外交官プログラムは、この6Csを見事に体現していると感じます。他のメンバーの方々、とりわけルームメイトとの強い友情は、今後の彼らの成長に大きな糧となるものであると確信しています。
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他者と意見交換したり、刺激し合ったりしながら取り組む過程において、協働する喜びを体験し、その結果、本人は物事の捉え方に変化を感じているようです。多様な価値観に触れ、視野を広げて問題点を見ようとしたり、社会問題を自分事と捉え考えたりするようになったと話してくれました。プログラムを終えて、他者へメッセージを発信することに前向きになった印象を受けます。今後、他者と協力しながら、今回のプログラムを通して学んだことを生かし、活躍してくれることを期待しています。
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彼女には13歳までアメリカで過ごし、その後日本の壱岐島という小さな離島へ移住したという背景があります。幾度となく言葉や文化の壁にぶつかり、その度に乗り越えてきた彼女にとって、今回のプログラムには、日米両方の視点を持つ強みを活かし、両国の懸け橋となりたいという目標を持って参加いたしました。日本のことをまだ勉強中の彼女にとって、地域アンバサダーとしての活動が大きな財産になったのではと思います。関係各所に自らアポイントを取り、担当の方から長崎県のこと、壱岐市のことを懇切丁寧に教えて頂きました。そしてその知識をアメリカの生徒へアウトプットできたことで、彼女も達成感を持って終えることができたことと思います。
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HSD Japan/日本プログラム

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【主催】
AIG高校生外交官プログラム実行委員会
【協賛】
AIG損害保険株式会社・フリーマン財団
【協力】
The National Association of Japan-America Societies
【推薦】
全国高等学校長協会・日本私立中学高等学校連合会
【後援】
文部科学省・米国大使館・(一社)全国高等学校PTA連合会・日本私立小学校中学校高等学校保護者会連合会・全国英語教育研究団体連合会

事務局/問合先

AIG高校生外交官プログラム事務局
〒105-8602
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電話 03-5819-8288 (平日9:00-17:00)
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